トルコの旅再び 準備編 まとめ1

トルコに行くのは二回目。

今回の旅の相棒はパパシェパではなくて、親しくしていたおばちゃんのリクエストにより実現しました。

年齢のこともありますが、今更ながらあの時行っておいてよかったという旅でした。


さて、今回の旅程です。
大手旅行会社のツアーを使いましたが、ポイントは、広いトルコを国内線で移動するというものでした。
以前行った時には、ほとんど丸一日バスで移動という日もありましたから、それなりに年を重ねていくと、この移動が地味にきつい…

結果、途中のいくつかの遺跡はスキップすることになりましたが、体の疲れは断然違いました。
高齢の方などのツアーはこれ、本当によかったです。


トルコは親日家が多いことで知られていますが、それにはこのような背景があることをガイドさんが説明してくれました。

私達も、トルコの人たちにとても親切にしていただきました。
詳しくはこちら。


とはいっても、がっかりした経験もしました。
こちらはあくまで私の個人的な感想ですが、アラブ商人にとっては日常的なものなのでしょう。

グランドバザールは大体のツアーについていて連れていかれることが多いのですが、個人的にはいい思い出がないので、もうあまり行きたくないなぁ…

さて、実際の観光が始まります。

イズミールと内エーゲ海地方を旅する トルコの旅再び まとめ2

無事にトルコに到着したら、そのままホテルで一泊します。
長距離飛行機は乗っているだけで疲れているので、
到着後そのままバスに乗って観光よりも体が楽です。

今回はホテルもデラックスクラスのホテルということで、早くホテルに入ってゆっくり休むのは正解。

翌朝、少し元気になったらイスタンブール市内を観光します。

イスタンブール市内観光は、
最終日とその前日もしますが、
とにかくイスタンブール市内は日常的に渋滞しているので
添乗員さんと現地ガイドさんはなるべく行けるときに行っておこうというスタンス。

助かります。



東洋と西洋が混ざったようなエキゾチックな街、イスタンブール。
ここだけ数日いても全然飽きない素敵な街です。

たくさんの建築物には、人間の英知が詰まっています。

翌日はイスタンブールから国内線で一気にイズミールまで飛びます。


このエフェソスの遺跡は本当に圧巻です。
やっぱりケルススの図書館はすごい!

もっとゆっくり時間がある時に三回目、来たいなー。


その後は、内エーゲ海地方にあるパムッカレへ。
ここもとっても不思議で印象的な観光地です。




すぐ隣にある、アンティークプールとヒエラポリスへも行きました。




それにしても、エフェソスにしてもヒエラポリスにしても、ローマ帝国の遺跡。
古代ローマ人の土木建築技術には脱帽です。

そして、征服してどんな都市を作っても、
ローマ人はそこに娯楽施設を作るっていう
そういうところもなんかちょっと笑えるなー。

カッパドキア地方での楽しみ トルコの旅再び まとめ3

イズミール、内エーゲ海地方を楽しんだら、今度はぐっと内陸部に入っていきます。

コンヤはかつてイコニオムと呼ばれた都市で、使徒パウロが訪れてキリスト教を伝えたところでもあります。


その後いよいよカッパドキアへ。
今回の旅のハイライト、気球に乗ります。




気球は本当に楽しかったです。
次回トルコに来るときも絶対乗りたい!

空からの見学が終わったら、今度は地下に潜ります。




カイマクル地下都市もすごかったけれど、このカッパドキア地方の奇観は、実際見てみるとすごいの一言。
ハイキングも楽しかったです。

その後は、ベリーダンスショーとディナーの夕べ。
翌日、国内線で一足飛びにイスタンブールへ戻ります。


今回のツアーは見どころてんこ盛りのツアーですが、国内線を2回使って体も楽だし、気球も乗れたし。
このツアーを企画して下さった旅行社さんに感謝です。

最後のイスタンブール編に続きます。

イスタンブール・ボスフォラス海峡クルーズと最後のお土産編 トルコの旅再び まとめ4

イスタンブールに戻ってきたので、早速観光が始まります。

まずは定番、地下宮殿。
そして、新しくツアーに組み込まれた、サフィールテラス展望台。


ガラタ塔も行きたかったなー。

さて、最後のお土産を買いに行きます。
今回の私のお目当て、VAKKOのアウトレットを目指します。


エジプシャンバザールももっとゆっくり見たかったー。

でも、この時に購入したVAKKOのスカーフたち、どれも素敵で汗だくになって買いに行った甲斐がありました。

最終日は、クルーズへ。
貸し切りクルーズで、とても良いしめくくりでした。






本当にこのツアーは短い日数ではありましたが、トルコの魅力がぎっしり詰まっていたツアーでした。
きっと企画した方が、トルコ大好きだったんだろうなー。

3回目トルコツアーも、また旅ができるようになったら行きたいです!
旅行記におつきあいくださり、ありがとうございました。

深夜特急

いわずと知れた、沢木耕太郎さんの名著です。

この本の名前は以前から知っていたのですが、
実際に読んだのは世界一周が終わってから。

もったいないことをしました。

以来、何度も読みました。
読むたびに「トルコの雑踏を歩いた時に、追体験したかったなー」とか
「ロカ岬いったついでに、サグレス岬にもいっておけばよかったー」とか
あれとかこれとかいろいろ思うわけです。

最近また読み返しながら、
「香港はもうこんなふうに気ままにうろうろできない町になってしまったなぁー」とか
「アフガニスタンは豊穣で光あふれる街のように書いてあるけど、今や乗り合いバスでふらふらと行けるような国ではなくなってしまったなー」とか
しみじみと思うのです。

中村哲さんのことで有名になったペシャワールとか
沢木さんがバックパッカーでうろうろしていた頃とはすっかり情勢が異なるようになってしまった…

かつては安全に旅できたところだって、
これからの世界情勢で門戸が閉ざされたり
行くことが困難な国がどんどん出てくるんだろうなー。

沢木さんはシルクロードの乗り合いバスで地元の人に親切にしてもらったり
ペロポネソス半島で知り合った人の家に初対面で泊まったり
トルコやスペインやポルトガルで
居合わせた人にご馳走してもらったり・・・

そうした古き良き時代のことが、はるか昔のおとぎ話のように感じてしまう。

だから、旅は行けるときに行かなくちゃ、
自分もどんどん年を取ってしまうし、いつまで健康かわからない。

そして、社会状況も紛争もいつどこで起きるかわからない。
世界遺産だって、紛争が起きれば遺跡や建物が破壊され、
もう二度と見ることができなくなるかもしれない。

今回だって新型コロナ感染症で
世界中がこんなことになるとは思わなかったから、
やっぱり思い立った時に行かなくちゃ。

人生は短い。
躊躇している間にどんどん時は過ぎていく、
だからやろうと思ったことは、旅に限らずやってみなくちゃね。

というわけで、
これまでの旅のまとめ記事、出かけた順に少し順番を入れ替えて整理します。
興味のある方、是非お読みください。