ボスフォラス海峡クルーズ 海からイスタンブールを眺める トルコの旅再び 16

今日はツアー最終日です。

まずは荷物をスーツケースにパッキングして、チェックアウト。
その後バスに乗って、まずは革製品のお店に行きます。

でもねー、ツアーのおじさんたちが若い女の子のファッションショーにはしゃいじゃって
ランウエイの下に寝転んで女の子たちのスカートの中を撮影しようとして。

ほんとサイテーだわ。
こういうことをするから、日本人のおじさんは嫌がられるのだ。

いくらはしゃいでいるからといってもその国にお邪魔しているという気持ちで礼儀正しくいてほしい。
ったく・・・
一緒のツアーでいることが恥ずかしい…

このお店では、
私はパパシェパや長男たちにベルトとお財布などを買いました。

さて、気を取り直してボスフォラス海峡クルーズに向かいます。

このクルーズは初めてですが、
お天気も良く風もなく、とても快適なクルーズになりました。

いよいよクルーズ出発です。
あれはガラタ塔かなー。


何よりも貸し切りクルーズということで外部の人が入ってこないので、貴重品に対する妙な緊張感もなく、リラックスして船の中でのんびり風景を眺めます。

町がどんどん遠ざかっていきます。


ブルーモスクだなー。あれは。





これはドルマバフチェ宮殿。
海から眺めると景色がまるで違って見えるなー。



この橋は、大成建設がトルコと協力して難工事に挑んだ橋なんだそうです。



あそこに見えるお城は、なんというお城なのかな?
立派な城壁が見えます。



橋の下をくぐりますー。


もう一度、イスタンブール旧市街に戻ってきましたー。

          

とても素敵なクルーズでした。

これも、ツアーに組み込まれていなかったらいかなかったかもなので、行けて良かったなぁと思いました。

一時間余りのクルージングを終えると
名物のサバサンドのお店が立ち並ぶ橋の下にあるシーフードレストランへ行き、ランチをいただきました。

楽しかったトルコツアーもおしまい。

空港へ向かいながら、
トルコにはまた来たいなーという気持ちがふつふつと。

いや、トルコ絶対3回目、来ます。
それまで、又お金貯めます。

旅行記おつきあいくださり、ありがとうございました。

VAKKOのアウトレットを目指す!エジプシャンバザールの自由時間 トルコの旅再び 15

サフィールテラスに移動する途中で、
エジプシャンバザールに立ち寄りました。

そうそう、ここでプルビベルとか香辛料を買うように頼まれています。
それに、サフランもピスタチオもアップルチャイも!

エジプシャンバザールで解散していよいよ自由時間です。
エジプシャンバザールはすごく魅力的だけど、
まずはこのすぐ近くにあるというVAKKOのアウトレットに行きます。

自由時間はたった一時間しかないから、汗だくで走ります。

前にも書きましたが、
VAKKO(ワッコ)というのはトルコが誇るブランドです。

シルクスカーフなどをメインに売っていますが、
このシルクスカーフが上質なうえきれいな絵柄で、
イスラムの幾何学模様、アラベスク模様が素敵なんです。

以前トルコに来た時には空港でこのお店を見かけて、スカーフを買おうかどうしようか悩んで結局買わなかったけれど、このお店の支店は日本にはなく、日本国内では入手できないのでやっぱり買っておけばよかったと、後悔しました。涙

イスラムの女性は基本的にはスカーフを多用するため(頭を覆うので)スカーフのバリエーションが豊富なのです。

で、今回トルコに行く時には絶対VAKKOのスカーフを買おうと決めていたのです。

ところが行く前の情報収集をしていたら、
なんとエジプシャンバザールの場外すぐ近くにVAKKOのアウトレットがあるというじゃありませんか!

これは自由時間に行かねばなるまい!

・・・というわけで、あらかじめ地図をメモしておばちゃんと二人、自由時間に行ってみました。
エジプシャンバザールの門を出たところにあるVAKKOのアウトレット。
おばちゃんと二人で店内を(時間がないので)わさわさと見て回り、スカーフやらスカーフやらスカーフやら…買いました。

お値段は安いのですが、
中にはほつれているからお買い得という商品もありますから、時間はないけれどよく吟味して・・・

なかなかいいお買い物をしたと喜んでお会計をしていたら
「免税手続きはなさいますか?」と聞かれて

あ、そうだ、ここでそういう書類を作ってくれるんだね、と思ってお願いしたら、おばちゃんも「私のも」というので、あわてて彼女の住所もパソコンで打ち込み・・・

でもねえ、書類作成に結構時間がかかるのよ。
いや、自由時間は一時間だから、焦りまくり。

残り時間で香辛料とかいろいろエジプシャンバザールで買わなくちゃ!

あ、そうそう、ここはチャイグラスもとってもお買い得。
自宅用のお土産にチャイグラスも買っていこう!
安くておしゃれなのがあります。

というわけで、自由時間の一時間。
あちらの通路こちらの通路目いっぱい走り回ってお買い物。いやー、汗だくです。

グランドバザール行かなくてもいいから(笑)ここでもうちょっと自由時間があればよかったなー。

まあ、一緒にツアーに参加しているおじさんたちは、
ここで自由時間っていわれても、一時間でも時間を持て余しちゃうんだろうけれど…

さて、今晩のお宿はイスタンブール市内。
スルメリという5つ星ホテルです。



ホテルの近くには小さな食品スーパーもあったので、チェックインしてからそこでチョコレートとかを買い足しに出かけました。

地元のスーパーなので、
お菓子とか普段使いの香辛料とか
それに、チャイグラスがセールになっていたので、こちらは友達のお土産に。

明日は帰国するので、最終パッキングをして就寝します。

地下宮殿とサフィールテラス、地下からも高いところからもイスタンブールの街を見学する トルコの旅再び 14

イスタンブールに到着したら、バスに乗って早速市内観光に向かいます。

前の旅の時は一晩かけてアンカラから電車でイスタンブール入りしたのに、ホント、飛行機だとあっという間だなー。

向こうにガラタ塔が見える…
ああ、都会に戻ってきたなぁ。


まずは地下宮殿に行ってみます。

地下宮殿とは言いますが、これは昔に造られた貯水池。
都市の地下にこのような空間を作って、水をいざという時にために蓄えたのです。
しんとした空間…

これは以前行った時の記事です。成り立ちなどが書いてあります。



地下宮殿という名前にふさわしい、大理石の柱たち。
足元には水が貯められ、幻想的な風景が広がっています。



最近は東京にもこのような施設が地下に造られていますね。

こちらは水がめという役割よりは、
都市型の洪水に備えて水が多い時には地下に水をためるという仕組みです。

それにしても目的は違っても、
このようなものが東ローマ帝国に時代に造られたとは驚きです。

さて、見学を終えて、今度はサフィールテラスに向かいます。
正確には、イスタンブール・サファイアの展望台。

この当時イスタンブールで一番高い建物で、
高さ236メートルからイスタンブールの街が一望できるのです。

地上60階というから、サンシャイン60と同じ感じかなー
違うのは、周りに背の高い建物がないこと。
海や町・・・大きな橋も見えますね。


ちょっとトイカメラ風にとって見ました。


箱庭のような建物がぎっしりと…



遠くまでよく見えるなー。
イスタンブールもビルが増えてきて、どんどん近代化が進んでいます。


でも私は、以前行ったガラタ塔からの眺めが忘れられません。

あれはなんというか、風情があったなー。

東京には高いところから眺める展望台はたくさんあるから、
サンシャイン60の展望台や、
六本木ヒルズの東京シティービューなども何度か行きました。

そのようなわけで、
逆にもうちょっと低くて橋を渡っている車なども見えたガラタ塔のほうがより印象的だったのかもしれません。

カッパドキア・ベリーダンスショーと国内線二回目搭乗、イスタンブールへ トルコの旅再び 13

カッパドキアの最後の夜は、
ベリーダンスショーを見ながらの夕食。

バスに乗って、夕食に向かいます。
建物の中に案内されて、ぞろぞろと食事会場へ。



薄暗い待合室を抜けていくと、
真ん中にステージがあり、客席は階段状になったところに案内されます。


この座席に食事が運ばれてきて、ショーを見ながら食事。

最初は音楽ショー。
そして、その後綺麗なお姉さんのベリーダンスに続いて、
観客も舞台に上げられて、一緒にベリーダンスを踊らされるという。(笑)

特におじさんたちが色っぽい振り付けをやらされるのを見て、みんな大笑い。
愉しいショーでした。


素敵な景色に感激したカッパドキアはこれでおしまい。

翌朝は早朝、今度はネバシュヒルの空港へ向かいます。
これからイスタンブールに向かうのです。

以前はこのカッパドキアからアンカラに向かい、
ボアズカレの遺跡を見学。

そして、ヒッタイトの遺跡、
ハットゥウシャッシュとヤズルカヤ遺跡を見学。

イスタンブールへは、アンカラ特急という寝台車で向かいました。

けれども、ちょうど私たちが今回旅した時には、
アンカラ特急は数年間整備中。

バスで数時間かけてイスタンブールに戻るか、
空路で飛行機に乗って戻るかどちらかになるそうで、
私はあのアンカラ特急のコンパートメントがとても気に入っていたのだけれど、残念ながら今回はあきらめるしかなく…うう・・・

あの朝食の時に見たマルマラ海が忘れられません。
残念!

その代わり、イスタンブールには一時間半で飛べます。

ネバシュヒル空港は国内線しか飛んでいない小さな空港で、ポーターもいないので自分たちの荷物は自分で運ぶことになっています。
それぐらいはノープロブレム。

さあ、この飛行機でイスタンブールへひとっ飛び!


すぐ到着(笑)
身体的にはとっても楽です!
さて、イスタンブールに到着したら、早速市内観光が始まります。

カイマクル地下都市とカッパドキアハイキング トルコの旅再び 12

気球に乗った後は、カッパドキアの観光が始まります。
まずはカイマクル地下都市。

以前訪れた時の記録はこちら。

この地下都市は、やっぱり見ごたえがあります。

地下八層にもなる深さ55メートルに及ぶアリの巣状のこの地下都市は、古代ヒッタイトの時代から始まっているそうです。




その後、迫害を逃れるために住みついたキリスト教徒が、隠れ住みながら何世紀にもわたって掘り進めて、この地下都市をどんどん拡張していき、一時期は数千人が住んでいたそうです。


中には集会できる場所や寝室・厨房などがあり、とても興味深い空間が続きます。


それにしても、この空間で育った子供たちは、一体どのようにして生き延びていったのでしょう。今の平和な日本で育った私達には、想像すべくもありません。

見学後は小さなお土産物屋さんが並んでいる通りを通ります。

トルコの手芸品など、とても安くていいものがあります。
もちろん、良いところもあればただ安いだけ、というお店もありますが・・・

こういうところには掘り出し物があるし、
後で買おうと思っても同じものも、同じような値段のものもありませんから・・・

もし気になるなら、
トルコは物価が安いのでとりあえずゲットしておくといいと思います。
あとで後悔するよりは、そっちのほうが良いのです。

私もトルコのオヤスカーフの飾りを二巻買いました。
キラキラとしたビーズが編み込まれている、素敵なレースです。
シャツなどの襟元に縫い付けようと思っていますが、やっぱりもったいなくて今もそのままです。

その後はトルコ石のお店と絨毯のお店に連れていかれ・・・
娘たちにピアスを買いました。

その後は、カッパドキアの奇岩を見て回ります。
しめじのような不思議な形…


これ、らくだ岩です。
確かにいわれてみれば、そう見えますね。(笑)




近寄って下から見上げてみると大迫力。


こうした岩の中にも、掘り進んで快適な住居にしているところもあります。






あ、ここは人が住んでいるみたいですね。
ドアが見えますね。

洞窟状のこのような住居は、夏涼しくて冬あたたかいそうです。

          

ハイキングを続けていくと、
途中でトルコのオヤネックレスを地元の女性が売っていました。

その場で作りながら、小さなお店を出しています。
素敵だったし、日本円で1000円(!安っ!)というのですが、みんな見ているだけ。
カッパドキアの物価から言うと日本円で1000円というのは、それでも向こうの人からしたら、いい値段なのでしょう。

でも素敵にビーズが編み込まれています。
細工も細かくて丁寧。
思い切って私とおばちゃんが一本ずつ買ったら、
他の人も、何人か寄ってきてお買い上げ。

でもねぇ。
あんな安くて素敵なネックレスは結局それ以降見かけず…
あそこでしか売っていなかったのです。

もう数本、お土産に買って来ればよかったなぁ。残念!

カッパドキアで気球に乗る トルコの旅再び 11

今日は待ちに待った気球に乗る日。
早朝5時に気球ツアーの会社の車がホテルに迎えに来ます。

5月とはいえ上空は寒いので、あたたかい上着を着て準備。
もちろん、気球に乗り込むためにズボンをはいて身軽な服装にします。

気球会社のバスに乗って、まずは事務所に連れていかれます。
そこでコーヒーやクッキー、ミニケーキなどをいただきながら、準備ができるのを待ちます。
誓約書にサインしてトイレも済ませておきます。

その後、又車に乗せられて、気球を膨らませているところまで案内されます。
大きなガスバーナーで気球はあたためられて、目の前でみるみる膨らんでいきます。

気球についているバスケットは、中が5つに区切られており、
4つの場所に体重を見て乗る場所を均等に振り分けられて行きます。
真ん中の5つ目のところは、気球を操るパイロットの場所です。

ある程度気球が膨らむと、いよいよ乗り込みます。

バスケットは深いので、
脚立を使ってあらかじめ指定されたところに乗り込んでいきます。

これはお隣で乗り込んでいる気球です。
バーナーの火が見えますね。


お隣の気球、浮き始めました。

私達も気球に乗り込むと、着陸態勢の時についての説明があり、掛け声とともに実際着陸態勢をみんなでやってみます。

こういう「号令と共に一斉に」っていうのは、日本人は得意です(笑)

そうこうしている間に、ふんわりと浮き始めました。

バーナーの火

周りでスタンバイしている気球も次々に浮き始めました。


お隣の気球が、一足先に上昇していきました。


気球はぐんぐん上がっていきますが、ふんわりと漂っている感じ。
やや高所恐怖症気味の私でも、全然怖くない。


うっすらと明るくなり、日が昇り始めました。
大地が薄紫色からピンク色に代わり始めます。


下からも、次々に気球が浮いてきます。


          

          

パイロットは二人いて、今回舵をとっているのはおそらく新人さん。
もう一人の指示に従って、バーナーを付けたり消したりしています。

ちょっとおっかなびっくりなのか、
あまり谷の狭いところは行かないで、恐る恐る高いところを行ったり来たり。

この大きな影は、私たちが乗っている気球の影。


一緒に飛んでいる気球たち。


日が昇ってきて、カッパドキアの大地が光り始めました。

やっぱり気球で上から見ることができて良かったです。
レッドバレーやゼルベの谷を越えていきます。



ぐんぐんと気球はのぼっていきます。


そうこうしている間に、
私たちの気球の中で歓声が上がりました。

今回私たちのツアーに参加しているカップル、
実は新婚旅行ではなくてまだ結婚してないカップルだったようですが、気球の中でプロポーズ。

彼はずっとプロポーズするならここでと決めていたそうです。
通りで乗り込むときに何となく緊張しているような、そわそわしているような。(笑)

高度が上がってきました。
私たちの気球の影も小さいなー。


バーナーを付けたり消したりしながら運転しているパイロット。

もう一人は、絶えず地上と連絡を取りながら、気球は移動していきます。

着地地点を探っているのでしょう。
地上では車が移動して、気球を追いかけてきます。


そして、地上の指示に従って気球はゆっくりと降下していきます。


輝く丘を越えて地上に着地すると、
すでに車で到着していた地上スタッフが待っていて、
安定するように気球をロープで固定してくれます。

そして降りやすいように、
たくましいトルコ人の男の人が手を貸してくれます。

私達の日本人の女性は小柄なので、ひょいと抱きかかえておろしてくれます。

降りたところで小さな男の子が待っていて、私たちにお花を一人一人に手渡してくれて。
ホント可愛い!

私達ツアーのメンバーは、みんなそのプロポーズされたばかりの彼女にそのお花を手渡しました。
みんなにこにこしています。

車で事務所に戻ってきたら、シャンパンが待っていました。
私達みんな、彼らの為に乾杯しました。
(このシャンパンは、婚約祝いの為ではなく気球の乗車記念のシャンパンです)

それから気球に乗った証明書もいただきました。
ちなみに、私のスペル、間違っていましたが。(笑)


カッパドキアで気球に乗るツアーは本当におすすめです。

前回のトルコツアーでは乗れなかったから、次回はパパシェパとも一緒に乗りたいなー。