非常に濃度の高い炭酸塩とカルシウムが含まれている35度のお湯が
山の大地から100メートル下の平地に向かって流れている間に冷えて
棚田のように真っ白い炭酸カルシウムの石灰棚になったところです。
雪が積もったように見えますが、これは炭酸カルシウムの堆積したもの。
ヌルヌルごつごつしています。
この場所は、
昔から綿の産地だったこともあり、
白い雪のような綿のような景観から
トルコ語で「綿の城」=パムッカレと呼ばれています。
以前行った時よりは遊歩道も整備され、石灰棚の保全も進んでいるようでした。
一大観光地となった
パムッカレの周りに乱立した温泉ホテルが
温泉をくみ上げすぎて石灰棚の温泉が枯れかけるという事態が発生したようです。
以前行った時の記事
立ち入り禁止区域が増え、
一定の場所でしか足湯はできなくなっていましたが、
遺跡保全の為なら仕方がありません。
それでもここはすごい眺めです。
温泉が足りなくて、ちょっと黒ずんだところもありますが…
滑ったら崖から真っ逆さまに落ちるので、
崖の近くには近寄らないようにと注意をされています。(笑)