アオスタ街道途上の小さな村に宿泊 アルプス地方周遊ドライブ旅行 23 

今日はアオスタ街道を走り、途中で宿泊します。

アオスタとはどこかと言えば、
簡単にざっくりいうとマッターホルンを挟んでツェルマットと逆側に位置する地域。

今回借りたのはキッチン付きのコテージだから、出来合いの食事で閉口している旦那のために、途中のスーパーでサーモンの切り身とリゾット用のお米、サラダの材料などを買い込み自炊します。


今回借りたコテージ。可愛い。


これは隣に建っている、オーナーさんのおうち。
ここで鍵を借りてコテージの中に入ります。

中もおしゃれな感じ。


 キッチン。
お茶やちょっとしたお菓子が置いてありました。
こういう心遣いが嬉しいなー!


階段を上って、二階に行ってみます。


二階の階段を上がると、屋根裏のベッドルーム



一階のシーティングエリア。




小さいけれど、お庭もついています。


とってもラブリーでかわいいコテージに満足して、今回は早めに(3時ごろ)到着したので、ここでのんびりすべくお茶を入れていたら・・・

パパシェパが
「おい、明日から天気が崩れるようだよ!」
パソコンをいじりながらいいはじめました。

大体こういう時にはちょっと面倒なことを言い始めるので、内心身構える私。

「明日はマッターホルンを見に行く予定だったのに、天気が崩れる!これでは山が見られないじゃないか~!」
と騒いでいます。

山なんかみられなくたって、
それは天候の問題なんだから仕方がないではないか…
とのんびりハーブティーを飲んでいたら

「今日しかない、今日見られなかったら絶対後悔するから、今から支度して出かけるぞ!」
と言い出しました。

こうなったら彼は見るまであきらめない性格なので(!)裏側からでもマッターホルンが見える場所まで地図で目星をつけて一緒に行くことになりました。

「ホンの20分ぐらいだからっ!」と言われて山道をドライブすること一時間。
山が深くてマッターホルンの姿を見ることもできません。

日も暮れてきたし、
対向車も後続車もない真っ暗な山道をこれ以上行くのはちょっと心配ということで、結局引き返しました。

合計2時間の無駄足。
まあ、そういうこともあるのです。
行き当たりばったり旅にはこういうこともつきものだからねー(笑)

凹んだ彼のために、コテージに戻ってサーモンのバター醤油ソテーとかキノコのリゾット、サラダや果物、ヨーグルトなどを用意して夕食。


久しぶりのお醤油味に「ご飯が美味いっ!」と喜んでいたので、
まあ終わり良ければ総て良し。