多くのツアーに組み込まれているグランドバザール、
あるいはやや地元色が強いエジプシャンバザールが有名です。
でも、私はたった二回しか行ったことはないとはいえ、
グランドバザールでお土産を買うのはお勧めしないのであります。
むしろ、二回とも行ってがっかりしました。
グランドバザールには。
前の記事でトルコの人たちはとても親切だし大好きだということを書きましたが、このグランドバザールの商人に関しては、むしろトルコの人たちの事を嫌いになっちゃいそうな経験をしました。
ツアーに組み込まれているので仕方なくいきましたが、何が気に入らないといって
1.値段をふっかけてくる
明らかに日本人、あるいは観光客だとわかると、値段をふっかけてきます。
こういうことは観光地にはありがちなことだとはいえ、ここグランドバザールはちょっと悪質だなーと感じます。
言いなりで買う観光客のほうも悪いんだけど、
そもそも商品には値段がついてなくて、
相手によっていくらでも値段を変えてくるのです。
ふっかけてくるので「ちょっと高い」というと「じゃあいくら?」と聞いてくる。
そしてこちらが値段を言うと、
いきなりそっぽを向いて手でシッシッとやって
「サヨナラ、バイバイ」(日本語をちょっとしゃべれる)とまた失礼な対応。
あっちは言い値で買う客を探しているわけです。
でも実際にトルコを回ってモノの値段を見るとわかるぐらい、これは、明らかにふかっけられているなーという値段。
グランドバザールで良いものを安く買う、
なんてことはあきらめたほうがいいかなと思いました。
2・売っているものが似たようなものばかり・あるいはちゃっちい
グランドバザールはすごくお店がたくさんあり迷路のように連なっていますが、どこも似たようなものばかり。
そして、気を付けてみてみると、造りがちゃっちいものも多い。
これ、100均で売ってるんじゃない?みたいなものも沢山見かけました。
3・アラブ商人の言葉遣いが不愉快
彼らの多くは日本語をしゃべります。
一体誰に教わったのかと思うような変な日本語ですが
「ここは貧乏人の店ですから、入ってー」
などと、そんな言葉誰が教えたんだと聞きたくなるぐらい。
そして、断ると
「ケチっ!」「お尻でっかいね!」などと、おっきい声で罵り、捨て台詞を吐きます。
というわけで、私はここでは一切お土産を買う気になれませんでした。
私がおすすめなのは、ツアーのバスで回ると、途中トイレ休憩で止まる各地のガソリンスタンド。
そこでその地域の特産品を売っていて、値段も比較的安く、より品質の良いものが買える可能性が高いです。
イズミール地方のオリーブ製品など、
パッと見た時には素朴だけれど品質は良かったし、
お値段もお手頃だったから、
バラまき用にもっと買って来ればよかったと後で後悔したことも。
それから、カッパドキアハイキングの時に、
現地の女の人が自分で作ったオヤネックレスを道端で一本1000円で売っていました。
私達にとっては安いけれど、現地ではそれなりのお値段なのかな。
結構手の込んだオシャレでかわいいネックレス。
みんな買わなかったから恐る恐る一本買ったけれど、
あれ、もっとたくさん買っておけばよかったなー。
ビーズの凝った造りのオヤネックレスは、
グランドバザールなどではお値段が数倍にもなります。
それから、エジプシャンバザールは香辛料の種類が多く、
地元の人も行くので、グランドバザールよりはまだ良心的な値段。
プルビベル(唐辛子を油でいためた感じの香辛料)など、トルコでしか手に入らない香辛料を買ってきて、日本に帰ってきてからは小分けにして冷凍して大切に使っています。
チャイグラスも買いました。
安いなー(笑)
エジプシャンバザール、楽しぃー!
グランドバザールに行った時間の分をこっちで過ごしたかったなー。
ネットで情報を見ているとエジプシャンバザールからすぐのところに、VAKKOのアウトレットがあるではあるという情報が。
でもこれ、地元の人も気が付かないぐらいひっそりとしたお店。
いやいや、VAKKOのスカーフが半額で買えるなら、これは行かねばなるまい。
ちなみにVAKKOのスカーフは、
トルコが誇るブランドでシルクのなんともエキゾチックな柄が魅力的なんです。
以前トルコに来た時に、
空港でこのスカーフを買おうかどうしようか迷いました。
結局買わなかったけれど、
このお店はトルコにしかなくて、後ですごく後悔したのでした。
そんなわけで何とかたどり着いたお店は、
アウトレットだけあって種類はあまりなく、
でも3枚何とか購入して一時間の自由時間汗だくで走り回りました。
☆以上、これはあくまで私個人の感想です。
私もたった二回行っただけですし、
また年と共に変わっていくこともあるかと思います。
これからトルコに行く方の参考まで…