以前行ったときにこんな旅行記の記事を書いています。
この時には、トプカプ宮殿だけまずは見学して、
その日はフェリーに乗って先に進みました。
そしてパムッカレやカッパドキアを見学してから
もう一度イスタンブールに戻ってきて、
アヤソフィアやブルーモスクを見学しました。
同じトルコを回っても、いろいろなまわり方があるんですね。
何しろ国土も広いし、
見どころもいっぱいの国ですから・・・
今回はもう一泊イスタンブールに宿泊するため、
まずはじっくりとイスタンブール市内観光をします。
日程を早めに消化しようということで、
あの、私が行きたくない観光地(?)NO.1のグランドバザールにも連れていかれました。(笑)
イスタンブール市内は年中渋滞しているため、
渋滞がひどい時には予定していたいた観光地もまわれなってしまうこともあるそうで、いけるうちに行きましょうということで…
まずは、トプカプ宮殿
厨房の施設も見事ですし、
所蔵している宝石類も沢山展示がありました。
中庭にはハーレムがあり、
スルタンに仕える美女が住んだといわれています。
この宮殿の丘からは海が見えます。
ほとんど囚われの身となった女性たちは、
この海の風景を見ながら何を思ったのでしょうか。
続いて、アヤソフィアの見学
上から中の様子を見てみます。
この聖堂の広さがお分かりいただけるでしょうか。
このアヤソフィアはもともとビザンツ帝国時代にギリシャ正教の総本山として建てられた聖堂で、その後この一帯を征服したオスマントルコによってモスクとして改修されてしまいました。
その時には、キリスト像などの壁画を漆喰で塗りこめ、内部の装飾を変え、
およそ500年の間モスクとして使用されていました。
けれども、トルコ建国の父アタチュルクが政教分離を指示し、
この塗りこめられた漆喰をはがし、
アヤソフィアを修復し、
イスラムとキリスト教の融合の博物館としてオープンにしていました。
ただ残念ながら昨年、エルドアン大統領によって再びモスクに戻そうという決定がなされ、
国際的な批判を浴びています。
もっとも今回は補修された壁画を再び傷つけるという形ではなく、
モスクの礼拝の時には布で覆うという形で使用するようです。
続いてブルーモスク。
チューリップ柄がかわいい。
チューリップはトルコが原産国なんだそうです。
チューリップはトルコではとても特別な花です。
チューリップのトルコ語読みを組み替えると、
アラー(イスラム教の神)という言葉になり、
更に逆から読むと「三日月」(トルコの国旗にあらわされていますね)という言葉になるそうです。
そのようなわけで、宗教的、国家的象徴としても大切にされてきたのですね。
その後、グランドバザールへ。
前の記事に書いたように、ここはあまりいい印象はないので割愛。
あ、そうそう、
グランドバザールは迷路のように道が入り組んでいてわかりにくいのですが、
迷った時には「中央通路はどこですか?」とお店の人に聞いてその通りに行けば、真ん中の広い通りに出ます。
真ん中の広い通りは市場をまっすぐ貫いていますので、
いったんここに出るのが迷子にならない方法です。
さて、次の日は早速国内線の飛行機で出発します。