出発準備編 アルプス地方周遊ドライブ旅行 1 

それは今から数年前のこと。
まだまだ、世界一周旅など実現するとは思っていなかった頃の話。

最初のヨーロッパドライブ旅行から数年経ち、
またあのドライブ旅行に出かけたいなぁと思っていた頃。

せっせとクレジットカードなどで貯めていたマイルが
東京―ミュンヘン往復チケット・2人分貯まりました。

このころはまだ今と違ってポイ活などを知らず
クレジットカードの決済や
乗った飛行機のマイルをかき集めていたのですが
それが報われてやっとやっと、
最大瞬間風速で(笑)ヨーロッパ往復チケット二人分のマイルがたまったのです。

二人分の往復チケットが無料ならば、二人で行かねばなるまい。

ちょうどその頃、
パパシェパが勤続のご褒美で通常の夏休みにプラスして
ちょっと長めにお休みが取れるということが分かり、弾みがつきました。

一年後のことなどどうなるかわからないにしても、
とにかくチケットを特典航空券枠でおさえなければ話になりません。

というわけで、
行こうと思っていた日の355日前、朝九時に電話の前でスタンバイ。

これまで国内線の特典チケットをとることはあっても、
国際線の特典チケットをとるのは初めてです。

ドキドキしてANAさんに電話をかけると、
あっけなく無事に特典チケットを抑えることが出来ました。

(ただし、数日後にはもう特典枠はふさがっていたので、やっぱりチケットをとることは355日前朝9時がおすすめです)

嬉しくて、嬉しくて。
とりあえずミュンヘンに飛んだ後は、どこへ行こうかなぁ~!

そのようなわけで
今回もまた、旅慣れていてヨーロッパに詳しいパパシェパのお友達が相談に乗ってくれました。

そっち方面に行くなら、
オーストリアの湖水地方とドロミテ街道がお勧めだよ~

それに、せっかくならアオスタ街道も走ったら、ドライブには絶対いいよ。
ついでに、前回行けなかったマッターホルンも見てきたら?

というアドバイスに従って
ミュンヘンに到着した後はドロミテ街道を抜けて南下し、
ミラノを経由してアオスタに行こう。

それで、マッターホルンを見てから帰ってこようかな。

そんなことを考えながら一人でルートを考えながら地図をじっくり見ていたら…

うーん、
ミラノって、ヴェネツィアが近いじゃないの。
ヴェネツィアは水没する前に(オーバー(笑)みておかなくちゃ。

それに、マッターホルンから帰ってくる途中に
画家のセガンティーニが「天国の入り口」とたたえたソーリオ村とか
興味深いところが点在しているし、
どうもシュクオールというところでは温泉も入れるらしい…

いろいろ調べてみると、
このアルプス地方と呼ばれる近辺は見所が満載で、
行きたいところを切り捨てるのが難しいぐらい。

ドライブコースは山岳地帯あり、起伏に富んでいて面白そう。

それにヴェネツィアは海だし、山も海も都市もあっちこっちいけるなー。

いやーこのコース、楽しみー!

で、ホテルを予約しようと、いつもお世話になるbooking.comのサイトを徘徊。
せっかく行くなら、快適なホテルに泊まりたいもんね。

ペンションやらホテル、B&B、アパートメントなど色々な形態をチョイス。
旅程が決まったら、人気のあるお宿はなるべく早めに抑えます。

で、結局このような旅程になりました。

東京-ミュンヘン
ミュンヘン
→ジークスフドルフ(1泊目)
→ザルツブルグ
→ザンクトヴォルフガング(2泊目)
→ハルシュタット(オーストリア湖水地方)


→サンカンディド(3泊目)
→ライオーン(ドロミテ街道)(4泊目)


→ヴェネツィア(5・6泊目)
→ミラノ(イタリア)(7・8泊目)
→アオスタ街道(9泊目)


→アオスタ街道からツェルマット(10・11泊目)
→ラサ村(12・13泊目)
→ピゥーロ(ソーリオ村の近く)(14泊目)
→シュクオール(スイス)(15泊目)


→シュバンガウ(16泊目)
→オーバーアマウガウ(ドイツ)


→インスブルック(17泊目)
→ミュンヘン

ドイツ、オーストリア、スイスは「アルプス諸国」と呼ばれているみたいですが、その通り山岳道路が撮っても充実しており、ドライブ旅には本当におすすめのコースでした。

自然や素晴らしい建物など世界遺産にも触れ、とても素敵なドライブ旅行となりましたので、ホント、このコースは魅力的なコース。

これからドライブ旅に行こうと思っている方の参考としてこの旅も、どなたかのお役に立てれば嬉しいです。

☆以前アップした記事を加筆・再編集しました☆