詳しい解説は前回の時に書きましたが、
この遺跡は、エーゲ海沿岸最大の都市の遺跡。
今回は以前のように少人数ではなかったことと土砂降りが落ち着くまでしばらくバスの中で待機していたこともあり、時間がなかったのか、割とあっさりと見学。
ちょっと残念だなー。
それでも、やっぱりここは特別な場所。
最初に遺跡に隣接している、アルテミス神殿跡へ。
柱の上には、コウノトリが巣を作っています。
雨が小降りになるまで待っていたツーリストたちが、
小雨になったのでどっと繰り出しました。
当時は羊皮紙やパピルスに書かれた書物、数万冊で埋め尽くされていました。
梁には細部に至るまで精微な彫刻が施されています。
ゴード族によって破壊され炎上してしまい、
残念ながらたくさんの蔵書も消失してしまいました。
この図書館と道を挟んだ向かいには娼館があり、
地下通路で図書館と繋がっていたとかいないとか…
つまり、奥さんには図書館に行ってくるといって…娼館にこっそり通うわけです
せこいなー。
なんでわざわざつなげる必要があったんだか…(笑)
雨が上がりました。
しばし図書館で自由時間があった後、25000人収容できるという劇場へ異動。
ローマ人お得意のコロッセオ・劇場とお風呂・水道橋の遺跡はローマ人がそこにいたという証拠。
彼らは征服した町々で娯楽施設を作ったのでした。
そうそう、ここは漫画テルマエ・ロマエの時代(の設定)の遺跡なんです。(笑)
この階段状なものが観客席です。
トルコに行こうと考えている方たちには、
このエフェソス遺跡は外せない訪問地だと思います。
最後にクレオパトラがアントニウスと戦勝記念にパレードをした大通りを通ってバスに戻ります。
クレオパトラは、当時アントニウスが後継者としてローマを支配するということに賭けたのでしょう。