カイマクル地下都市とカッパドキアハイキング トルコの旅再び 12

気球に乗った後は、カッパドキアの観光が始まります。
まずはカイマクル地下都市。

以前訪れた時の記録はこちら。

この地下都市は、やっぱり見ごたえがあります。

地下八層にもなる深さ55メートルに及ぶアリの巣状のこの地下都市は、古代ヒッタイトの時代から始まっているそうです。




その後、迫害を逃れるために住みついたキリスト教徒が、隠れ住みながら何世紀にもわたって掘り進めて、この地下都市をどんどん拡張していき、一時期は数千人が住んでいたそうです。


中には集会できる場所や寝室・厨房などがあり、とても興味深い空間が続きます。


それにしても、この空間で育った子供たちは、一体どのようにして生き延びていったのでしょう。今の平和な日本で育った私達には、想像すべくもありません。

見学後は小さなお土産物屋さんが並んでいる通りを通ります。

トルコの手芸品など、とても安くていいものがあります。
もちろん、良いところもあればただ安いだけ、というお店もありますが・・・

こういうところには掘り出し物があるし、
後で買おうと思っても同じものも、同じような値段のものもありませんから・・・

もし気になるなら、
トルコは物価が安いのでとりあえずゲットしておくといいと思います。
あとで後悔するよりは、そっちのほうが良いのです。

私もトルコのオヤスカーフの飾りを二巻買いました。
キラキラとしたビーズが編み込まれている、素敵なレースです。
シャツなどの襟元に縫い付けようと思っていますが、やっぱりもったいなくて今もそのままです。

その後はトルコ石のお店と絨毯のお店に連れていかれ・・・
娘たちにピアスを買いました。

その後は、カッパドキアの奇岩を見て回ります。
しめじのような不思議な形…


これ、らくだ岩です。
確かにいわれてみれば、そう見えますね。(笑)




近寄って下から見上げてみると大迫力。


こうした岩の中にも、掘り進んで快適な住居にしているところもあります。






あ、ここは人が住んでいるみたいですね。
ドアが見えますね。

洞窟状のこのような住居は、夏涼しくて冬あたたかいそうです。

          

ハイキングを続けていくと、
途中でトルコのオヤネックレスを地元の女性が売っていました。

その場で作りながら、小さなお店を出しています。
素敵だったし、日本円で1000円(!安っ!)というのですが、みんな見ているだけ。
カッパドキアの物価から言うと日本円で1000円というのは、それでも向こうの人からしたら、いい値段なのでしょう。

でも素敵にビーズが編み込まれています。
細工も細かくて丁寧。
思い切って私とおばちゃんが一本ずつ買ったら、
他の人も、何人か寄ってきてお買い上げ。

でもねぇ。
あんな安くて素敵なネックレスは結局それ以降見かけず…
あそこでしか売っていなかったのです。

もう数本、お土産に買って来ればよかったなぁ。残念!