カッパドキアで気球に乗る トルコの旅再び 11

今日は待ちに待った気球に乗る日。
早朝5時に気球ツアーの会社の車がホテルに迎えに来ます。

5月とはいえ上空は寒いので、あたたかい上着を着て準備。
もちろん、気球に乗り込むためにズボンをはいて身軽な服装にします。

気球会社のバスに乗って、まずは事務所に連れていかれます。
そこでコーヒーやクッキー、ミニケーキなどをいただきながら、準備ができるのを待ちます。
誓約書にサインしてトイレも済ませておきます。

その後、又車に乗せられて、気球を膨らませているところまで案内されます。
大きなガスバーナーで気球はあたためられて、目の前でみるみる膨らんでいきます。

気球についているバスケットは、中が5つに区切られており、
4つの場所に体重を見て乗る場所を均等に振り分けられて行きます。
真ん中の5つ目のところは、気球を操るパイロットの場所です。

ある程度気球が膨らむと、いよいよ乗り込みます。

バスケットは深いので、
脚立を使ってあらかじめ指定されたところに乗り込んでいきます。

これはお隣で乗り込んでいる気球です。
バーナーの火が見えますね。


お隣の気球、浮き始めました。

私達も気球に乗り込むと、着陸態勢の時についての説明があり、掛け声とともに実際着陸態勢をみんなでやってみます。

こういう「号令と共に一斉に」っていうのは、日本人は得意です(笑)

そうこうしている間に、ふんわりと浮き始めました。

バーナーの火

周りでスタンバイしている気球も次々に浮き始めました。


お隣の気球が、一足先に上昇していきました。


気球はぐんぐん上がっていきますが、ふんわりと漂っている感じ。
やや高所恐怖症気味の私でも、全然怖くない。


うっすらと明るくなり、日が昇り始めました。
大地が薄紫色からピンク色に代わり始めます。


下からも、次々に気球が浮いてきます。


          

          

パイロットは二人いて、今回舵をとっているのはおそらく新人さん。
もう一人の指示に従って、バーナーを付けたり消したりしています。

ちょっとおっかなびっくりなのか、
あまり谷の狭いところは行かないで、恐る恐る高いところを行ったり来たり。

この大きな影は、私たちが乗っている気球の影。


一緒に飛んでいる気球たち。


日が昇ってきて、カッパドキアの大地が光り始めました。

やっぱり気球で上から見ることができて良かったです。
レッドバレーやゼルベの谷を越えていきます。



ぐんぐんと気球はのぼっていきます。


そうこうしている間に、
私たちの気球の中で歓声が上がりました。

今回私たちのツアーに参加しているカップル、
実は新婚旅行ではなくてまだ結婚してないカップルだったようですが、気球の中でプロポーズ。

彼はずっとプロポーズするならここでと決めていたそうです。
通りで乗り込むときに何となく緊張しているような、そわそわしているような。(笑)

高度が上がってきました。
私たちの気球の影も小さいなー。


バーナーを付けたり消したりしながら運転しているパイロット。

もう一人は、絶えず地上と連絡を取りながら、気球は移動していきます。

着地地点を探っているのでしょう。
地上では車が移動して、気球を追いかけてきます。


そして、地上の指示に従って気球はゆっくりと降下していきます。


輝く丘を越えて地上に着地すると、
すでに車で到着していた地上スタッフが待っていて、
安定するように気球をロープで固定してくれます。

そして降りやすいように、
たくましいトルコ人の男の人が手を貸してくれます。

私達の日本人の女性は小柄なので、ひょいと抱きかかえておろしてくれます。

降りたところで小さな男の子が待っていて、私たちにお花を一人一人に手渡してくれて。
ホント可愛い!

私達ツアーのメンバーは、みんなそのプロポーズされたばかりの彼女にそのお花を手渡しました。
みんなにこにこしています。

車で事務所に戻ってきたら、シャンパンが待っていました。
私達みんな、彼らの為に乾杯しました。
(このシャンパンは、婚約祝いの為ではなく気球の乗車記念のシャンパンです)

それから気球に乗った証明書もいただきました。
ちなみに、私のスペル、間違っていましたが。(笑)


カッパドキアで気球に乗るツアーは本当におすすめです。

前回のトルコツアーでは乗れなかったから、次回はパパシェパとも一緒に乗りたいなー。