地下宮殿とサフィールテラス、地下からも高いところからもイスタンブールの街を見学する トルコの旅再び 14

イスタンブールに到着したら、バスに乗って早速市内観光に向かいます。

前の旅の時は一晩かけてアンカラから電車でイスタンブール入りしたのに、ホント、飛行機だとあっという間だなー。

向こうにガラタ塔が見える…
ああ、都会に戻ってきたなぁ。


まずは地下宮殿に行ってみます。

地下宮殿とは言いますが、これは昔に造られた貯水池。
都市の地下にこのような空間を作って、水をいざという時にために蓄えたのです。
しんとした空間…

これは以前行った時の記事です。成り立ちなどが書いてあります。



地下宮殿という名前にふさわしい、大理石の柱たち。
足元には水が貯められ、幻想的な風景が広がっています。



最近は東京にもこのような施設が地下に造られていますね。

こちらは水がめという役割よりは、
都市型の洪水に備えて水が多い時には地下に水をためるという仕組みです。

それにしても目的は違っても、
このようなものが東ローマ帝国に時代に造られたとは驚きです。

さて、見学を終えて、今度はサフィールテラスに向かいます。
正確には、イスタンブール・サファイアの展望台。

この当時イスタンブールで一番高い建物で、
高さ236メートルからイスタンブールの街が一望できるのです。

地上60階というから、サンシャイン60と同じ感じかなー
違うのは、周りに背の高い建物がないこと。
海や町・・・大きな橋も見えますね。


ちょっとトイカメラ風にとって見ました。


箱庭のような建物がぎっしりと…



遠くまでよく見えるなー。
イスタンブールもビルが増えてきて、どんどん近代化が進んでいます。


でも私は、以前行ったガラタ塔からの眺めが忘れられません。

あれはなんというか、風情があったなー。

東京には高いところから眺める展望台はたくさんあるから、
サンシャイン60の展望台や、
六本木ヒルズの東京シティービューなども何度か行きました。

そのようなわけで、
逆にもうちょっと低くて橋を渡っている車なども見えたガラタ塔のほうがより印象的だったのかもしれません。